日本人がピアノと仲良くなるために遺しておきたい言の葉
[第1章] 楽器の機能的奏法について
遺言その6 鍵盤を底まで押してしまったら、細かい音型で弱い音は絶対に出せない
この認識を無視している指導者も意外に多く居られるようで実際、
鍵盤を底まで押さなければ、音は抜けやすくなる。
だからと言って深く押すよう促されたら、音が強くなり、
習う側は迷宮にはまってしまう。
指あるいは耳による繊細なコントロールこそ必要であり、
深くなど押している場合ではない。
以前、私を訪ねて来た受験生に、楽器の説明は時間の都合上、
はなはだ不本意ながら省略せざるを得ず、
鍵盤を浮かして弾くよう実際にピアノで音を出しながらアドバイスしたところ、彼女の洩らした感想はひとこと。
「それは先生だから出来るんです」
正しい奏法に先生もヘチマもない。
兼常氏の本意も「あなたがた先生は色々な奏法を説明するけれども、
それが楽器へ、どのように作用しているのか考えた事があるの?」なら、
大いに頷ける。
幸いにも彼女が後日「もう一度くわしく教えてほしい」
と再訪してくれたので、説明すると今度は納得。
敢えて申し上げるが、教える側も教わる側も、
もっと真剣かつ謙虚になるべきである。
「先生と呼ばれるほどの…」なんて言い回しもあったりして。
妙な権威主義に巻かれていると、間違った奏法も罷り通ってしまうし、
第一それでは弾いていて不満でしょう。
いつまでも運転免許を取らせない自動車の教習所に、誰が通うか。
何年習ってもピアノが未熟なら、他の先生にも目を向けて見るよう、
お薦めする。
私など過去に何回、他へ目を向けられてしまったことか。
「まあ気が合わなかった」と諦めの境地である。
愚痴はさておき、個人差はあれど、ある一定期間を経れば
殆んどの人が運転免許を取れるシステムが出来上がっているのと同じように、本来ならピアノの教授法も一般的に確立されるべきと切に願う。
家伝の秘法でもあるまいし、勿体ぶるのは妙である。
今日もお読みいただきありがとうございます!
あんぷらぐどピアノ講師は、男性2人です。
一人は現役ピアニスト・言の葉T先生。
もうひとりが、その愛弟子O先生。
この、年間多くの本番をこなす、ソロも伴奏もおまかせ!な
現役ピアニストが熱心に丁寧に教えてくださいます^^
まずは体験レッスンにお申し込みください♪
T先生・・・おもに土曜日に1回~から 日時は応相談
http://www.salonde-unplugged.jp/piano-ka.html
こちら 埼玉県春日部市のピアノ教室:ピアノ講師・プロ育成!【学び屋あんぷらぐど】ピアノ講師・プロ育成コース|ピアノセミナー|上級者向け
O先生・・・毎週金曜日:こども年42回プラス2回補講
大人月2回、月3回~
★O先生のレッスンはこちら♪
・こどもぴあの⇒ http://www.salonde-unplugged.jp/kids-piano.html
・大人のピアノ⇒ http://www.salonde-unplugged.jp/pianotaiken-miyosi.html
・保育士⇒ http://www.salonde-unplugged.jp/hoikusi.html
★ほか、月1回の演奏会あり♪
http://www.salonde-unplugged.jp/unplugged-cup.html
春日部豊春の実力派ピアノ教室:学び屋あんぷらぐど
048-755-2363
電話受付:10時~20時 火曜日定休
コメント