日本人がピアノと仲良くなるために遺しておきたい言の葉
[第1章] 楽器の機能的奏法について
遺言その4 あくまでも楽器の問題として、ピアノから強い音や弱い音を得るためには、どうしたら良いか
たとえば「体の全体重を指先に掛けて」とか「優しくフワッと」とか、
そんな大層な意識をしなくても音量は容易に変えられる。
なによりズレているのは
「あくまでも楽器の―機能的な―問題として」
と断っているのを全く無視していること。
言い方を変えると、ピアノから
「もっと強い音が欲しいのに鳴ってくれない」
あるいは「もっと音を弱くしたいのに鳴ってしまう」とすれば、
それは楽器自体の事が理解できていないため。
大きさも重さも固さも変化し得ないハンマーで、
ピアノの音に強弱を付けるには、
打弦速度を意識するのが根本的な方法である。
試しに鍵盤を速く下げて見たら良い。
いとも簡単に強い音が得られるし、
また叶うことなら右側のダンパーペダルを踏みつつ、
<ドミソ>の和音をゆっくりと下げれば、
調律の行き届いたピアノであればあるほど、
えもいわれぬ美しい響きが得られるだろう。
あの小澤征爾氏も中学時代、
ようやく買ってもらえた中古のアップライトピアノが、
ご家族の引くリヤカーで苦労しながら運ばれて来たたものの、
長い道中で音の高さは当然、狂っていた。
そのまま弾いていたものの、初めて調律してもらったあと、
鍵盤を下げて耳にした<ドミソ>の和音を耳にした時、
感動したのが「音楽家になった一つの原因かもしれない」
と母校における講演で述べられている。
力は不要。だからこそ老若男女を問わず、
ピアノは容易に音量を変える事すら可能と言えるのだが、さて…。
今日もお読みいただきありがとうございます!
あんぷらぐどピアノ講師は、男性2人です。
一人は現役ピアニスト・言の葉T先生。
もうひとりが、その愛弟子O先生。
この、年間多くの本番をこなす、ソロも伴奏もおまかせ!な
現役ピアニストが熱心に丁寧に教えてくださいます^^
まずは体験レッスンにお申し込みください♪
T先生・・・おもに土曜日に1回~から 日時は応相談
http://www.salonde-unplugged.jp/piano-ka.html
こちら 埼玉県春日部市のピアノ教室:ピアノ講師・プロ育成!【学び屋あんぷらぐど】ピアノ講師・プロ育成コース|ピアノセミナー|上級者向け
O先生・・・毎週金曜日:こども年42回プラス2回補講
大人月2回、月3回~
★O先生のレッスンはこちら♪
・こどもぴあの⇒ http://www.salonde-unplugged.jp/kids-piano.html
・大人のピアノ⇒ http://www.salonde-unplugged.jp/pianotaiken-miyosi.html
・保育士⇒ http://www.salonde-unplugged.jp/hoikusi.html
★ほか、月1回の演奏会あり♪
http://www.salonde-unplugged.jp/unplugged-cup.html
春日部豊春の実力派ピアノ教室:学び屋あんぷらぐど
048-755-2363
電話受付:10時~20時 火曜日定休
コメント