※このブログは、大塚先生の公式ホームページ
「役に立つかも?講師あれこれ思案」
http://www.geocities.jp/piano_ricerca/new1.html
より、許可を得て、転載しています。
もっと早くたくさん見たい方は、併せてご覧ください♪
前:春日部のピアノ教室・あんぷらぐどオーナー・前田です。
大:あんぷらぐどピアノ講師&千葉市中央区で自宅ピアノ教室・
RICERCAピアノ教室を開校している大塚です。
前:ぼく自身が最近始めた大塚先生のピアノ・レッスン時に、
楽譜の読み比べなんて余裕はありません^^
では今日も!
せ~~の!
こどもたち:「大塚先生に聞いてみよぉ~~!」
大:「は~~~い♪」
40 譜面を疑う事の大切さ
レッスンでは、
「そこ違うよー譜面をもっと良く見ましょう!!」
なんて言っていて、舌の根も乾かないうちに、
まさかの間逆
譜面を疑う事の大切さ、、、
話が違うではないかと、思われると思いますが、
実はこの疑ってかかる場面は、結構出てきます。
まず、同じ曲でも譜面には、たくさん種類があります。
1 原典版
2 改訂版
3 ピアニストの私はこう弾きます版
4 不確定なものはゴッソリカット版
5 直筆譜
6 直筆譜が現存せず、弟子の写したもの版
7 弟子が写し間違えたであろう箇所を、直しときました版
8 作曲者の直筆譜から作った初版に、作者がクレーム付けたけど
そのままの版
9 弟子にだけ作曲者が、書き込んだ物の証言版
10 お金に困って、そうだちょこっと変えて
小遣い稼ぎをと考えた、だれも弾かない作者自身の改訂版
11 作曲者が本気で改定したが、前のほうが良い版
12 長すぎて観客受けが、悪いので作曲者が短くした版
13 短くしすぎーもうちょっと戻すべきとーと提案するも、作曲者に
鼻で笑われ突き返された版
14 多数決版
等
そしてさらには、
その一つ一つの版にも、また種類があるわけで、
かつ大抵作曲者がお亡くなりになっています。
100年くらい前とかざらですから、、、
となると、もはや真相は謎となっているものも、
多く存在している事になります。
どうでしょう、こうなってくると
「譜面どおり弾きなさい」が、
いかにあやふやな指示か、わかると思います。
また以前にも、ミミコピの章で書きましたが、
どの譜面で弾いているかわからないまま
耳コピする事がいかに、選択肢の幅を減らす
危険な行為かも理解できると思います。
さて今度は実際に、さらいだす時に移りますが、
多数決版等でさらっていると、
当然あれれ???、自分ならこうは弾きたくないなー、
みたいな事も出てくるわけです、
でも譜面には、きっちり指示が書かれてるしなー、、、
もしやっ!!!!!
こんな時にお勧めなのは、
4 不確定なものはゴッソリカット版
これは本当にありがたいです。
おそるおそる、みて見ると
やっぱし!!!!
書いてないジャーーーン うそつきーーーー
もしやが見事的中
不確定要素ならば、
堂々と自信を持って、無視できるわけです。
この堂々と、と言うのが
とても大事な精神安定に繋がります。
もう一つお勧め版なのが、ここは自信ないけど、
書いてみましたと一言ある版。
この一言があるだけで、
随分迷いから開放されます
最悪なのが、不確定要素を、
堂々と、これは100%的な顔をしたまま、
なんの説明が無い版。
〔結構多いです、、、〕
この嘘つきめーーー
と、このように、クラシックであればあるほど、
不確定要素も増えてきますので、
最低3冊は見比べるべきと、よく言われるのも
うなずけると思います。
もし、なんかしっくりこないけど、でも譜面に書かれてるしなー
なんて迷っていたら、他の譜面で、解決できるかもしれません。
大事なのは良い意味で疑ってかかる姿勢だと思います。
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