※このブログは、大塚先生の公式ホームページ
「役に立つかも?講師あれこれ思案」
http://www.geocities.jp/piano_ricerca/new1.html
より、許可を得て、転載しています。
もっと早くたくさん見たい方は、併せてご覧ください♪
前:春日部のピアノ教室・あんぷらぐどオーナー・前田です。
大:あんぷらぐどピアノ講師&千葉市中央区で自宅ピアノ教室・
RICERCAピアノ教室を開校している大塚です。
前:ぼく自身が最近始めた大塚先生のピアノ・レッスン時に、
手の疲れは「指使いがまだよくわからない時」に、苦労させられます^^
では今日も!
せ~~の!
こどもたち:「大塚先生に聞いてみよぉ~~!」
大:「は~~~い♪」
61 ピアノを弾いて手が疲れる場合とその原因4その1
今回は楽器の事を知らない事と、
体の自然な体の動きを知らない事による、
力の入りっぱなしについて
今回の力の入りっぱなしについてですが、
これは力が入っている状態の人には、
力が入っている事そのものに気づく事ができず、
また抜けてみて初めて、
今まで入りっぱなしだった事に、
気がつくことが多いので、
今入りっぱなしの人は、
なかなか自分だと気がつきにくいです。
そこで簡単なテスト。
両手でドミソド ドミソドの和音を、
しばらく鳴らし続けてみてください。
手の小さい人は、ドミソシでもよいです。
さてここで、大事なのは和音を、
しばらく鳴らし続ける行為が、
鍵盤が上がってこないように、
抑え続けているという感覚の人は、
入りっぱなしの人です。
逆に腕の重みでぶら下がっている、
よっかかっている、あるいは
乗っかっている感覚の人は、
抜けている人です。
よく曲の途中に出てくる保留音、
例えばツェルニー30番の第1番などです。
あの保留音が、押さえつけている感覚と、
乗っかっている感覚とでは、
残りのバラバラ動くほうにえらい違いが出てきます。
もちろんこの曲で、目指すべき奏法は、
保留音を押さえつけるのでなく、腕の重みで、
乗っけたまま、残りの音を軽快に弾けるかという課題ですから、
押さえつけたまま、残りを早く動かせば、あっという間に、
手に無理が来てしまいます。
では押さえつけている感覚の人に、
抜けた感覚をどうすれば、わかるようになるのか、
手っ取り早い方法を紹介します。
椅子をいつもより遠くに置いて座り、鍵盤の上に、両手を置き
そのまま鍵盤が今度は下がらないように待機していてください。
どうですかだんだん疲れませんか?
疲れてきたというあなたは、正解です。
第一章でも述べましたが、鍵盤はおよそ120グラムで下がります。
それに対し腕の重みは、5~6キロはあります。
つまり鍵盤の上で、音がならないように待機しているというのは、
学校の整列等でやる、前へならえをしているのと
同じ状態となります。
当然ずっと待機していれば、疲れてきます。
その疲れを感じたら、
そのまま音はグシャッと何でもよいので、
腕こど鍵盤に落としてみましょう。
どうですか、長時間前へならえのあと、
鍵盤に腕ごと落としてみると、
ホッと楽になるのを感じると思います。
その状態が、乗っかっている状態となります。
そうです、ピアノは和音で押さえているときのほうが、
自分の腕を上げて無くてよいので、本来楽であるはずなのです。
では先ほど押さえつけている感覚の人には、
何が起きているのか?
次回へ!
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