母音の発声で歌う
夕焼け小焼けの を母音で歌います。
すると前田に起こったこととは!?
ううあ~~え
(ゆうや~~け)
の「あ」で、音色が変わってしまいました!
落ちたというのか、抜けている声というのか、
もっと口の中を開けなければなりません。
外人はのどが開いたまま母音の発音し、
日本人は、しめたまま母音を発音します。
発声がでこぼこ 母音がそろっていない
→ 歌詞が何を言っているかいるかわからない
子音を早めに発音する
→ 歌詞がよくわかる
で、言葉だけで表現しようとすると、演歌チックになる(笑)
前田の場合、開けて歌おうとすると、
いわゆる「掘った」発声になることがあります。
こもった声というのでしょうか、前に飛ばず、
後ろに引っこんだような声というのか。。。
あくびをしたようにのどを開けても、
それだけではだめなのですね。
「上が開いていない」、
つまり軟口蓋や鼻腔が開いていなければなりません。
上顎部も訓練で開いてくるもの。
なので前田はいま、上顎部けもの道を開拓中の段階です(笑)
的が広い発声とは!?
前田の発声の癖が「的の幅が広い」発声なので、
すぐ声が拡散して、繊細な表現がしにくいのです。
例えば「夕焼け小焼けの」
小焼けの「け」が的が広くなってしまい、
そこだけ突出して聴こえてしまいます。
前田は大声出してシャウトして!
・・・という歌い方ばっかりでしたので、
声楽的に、息を集めて声をコントロールして歌うと、
「歌った感」が物足りないと、思ってしまうようです。
あと、「聴こえてるかな??」という疑問というか恐れもあります。
バンドでPAを通して歌っていると、ボーカルが聴こえない、
ということはよくありますので、
だからついつい声を張り上げて歌う癖があるのでしょう。
ロックやポップスにありがちな、
のどだけで歌っていると、
腹筋というかインナーマッスルが鍛えられない。
これが息をコントロールして歌うようになると、
内筋が鍛えられてくるので、息が続くようになってきます。
・・・以上は「マイクを通さない歌い方」ですけれど、
上手い人はマイクを通してもやはりうまい。
ポップスでは気にならない歌唱も、
童謡唱歌では、すぐ観客にもわかってしまい、
気になってしまうもの。
繊細な歌い方をマスターしたい前田です(^^♪
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