魅力あふれるピアノを弾くためのピアノブログ♪
春日部のピアノ教室から、T先生がお送りいたします!
前回の記事はこちらです。
その1➡ http://manabiya-kasukabepiano.hateblo.jp/entry/2014/06/11/190012
Q.1
指使いって、ぜったいに守らなければいけないのでしょうか? その2
A.
指使いを決めるのは、
「ゴルフの試合で、どのクラブを使って打つか」にも似ています。
ちょっと詳しい方なら、おわかりでしょうが、
最初に遠くまでボールを飛ばす際、
パターは使わないし、逆に
(何千万円と言う賞金が、かかった)詰めの大事な一打で、
ドライバーは使いません。
ピアノも各先生、“必殺あるいは必勝の指使い”と言うのをお持ちで、
いわば“企業秘密”をせっかく教えて頂いたのに、無視していては、
失礼に当たるのはもちろん、愚の骨頂です。
弾けないパッセージのある場合、
まずは指使いを代えてみる事で解決する可能性は、かなり高いです。
さらに腕や手首のポジション(形)に無理がないか、
次に強弱、テンポが適正かを考え、さらってみるのは、それからです。
指使いと言うのは、自分で自分の演奏に保険をかけるようなもので、
「このほうが絶対に弾ける」と言う確信があるのだったら、
代えても構わないと思います。
ただ緊張感を持たせるために、わざと不利な指使いを選ぶ場合がある事も、
ハイレべルな話ではありますが、心得ておくべきでしょう。
この項終わり。
今日もお読みいただきありがとうございます!
学び屋あんぷらぐどオーナー:前田昌則
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