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【春日部のピアノ教室】 Q.最初に曲を見るときは、片手ずつ、さらうべきでしょうか?

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学び屋あんぷらぐど・ピアノ講師T先生のピアノ演奏に役立つQ&Aです。

 

↓前回まではこちら

 

指使いって、ぜったいに守らなければいけないのでしょうか?

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では、続きです!

 

Q.2

最初に曲を見るときは、片手ずつ、さらうべきでしょうか?

A.

これは、完璧な誤りで、いきなり両手で弾かなければいけません。
  

たとえばショートケーキを食べる際、

上にのっているイチゴをいつ食べるかはさておき、

横向きに、そぐような食べ方はしないでしょう。
  

つまり「クリームの部分だけで口をいっぱいにしてから、

パフパフしたスポンジケーキを食べ、

今度はクリームとイチゴの混ざったところのみ頬張って、

最後にまたスポンジケーキを」なんて、いただき方はしませんよね。
  

やはりフォークで縦に切って、いっぺんに口へ入れるから、

おいしいのです。
  

お鮨だって、ネタをはがして醤油をつけると、

握った職人さんからは、あまりいい顔をされないはず。

 

ちょっと話がそれてるような気もしますけど、

心意気って、そう馬鹿にした問題ではないと思いません?

 

「へい、お待ち」って完成させて出している、

いわば作品をそのまま食べないなんて、どうですかね、

無神経と言うか、野暮と言うか。
  

音楽も、解体しなくても味わえるよう、

むしろ訓練する必要が、あるのです。
  

 

では、どうしたらよいか?
  

どんなに難しいと感じられる曲でも、たいていは両手で、

いきなり弾ける方法が一つだけあります。
  

ゆっくり弾くのです。
  

それこそ“コロンブスの卵”と嗤うなかれ。

たいていの子供は、最初に本を読み始めるとき、

一字ずつ、ゆっくりと声に出しながら、

書かれている言葉を理解してゆきますが、

少し進んでくると、学校の先生は黙読するよう勧めます。

たくさんの大人が、電車の中で、

いちいち声を出して新聞など読んでいたら、

おかしいですものね

(もちろん、朗読が悪いと言っている訳では決してありません、念のため)。
  
楽譜も同じで、黙読できなければ、いけないのです。

 

つづく。

 

お読みいただきありがとうございます!

学び屋あんぷらぐど:オーナー前田

 

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