日本人がピアノと仲良くなるために遺しておきたい言の葉
[第1章] 楽器の機能的奏法について
遺言その21
しつこく荒々しい音で弾くのが、
やや遅くても構わない場合、“手首で振り込む”
音楽用語では<リゾルート―決然と―>と指示。
ブルグミュラーの書いた有名な『25の練習曲』より、
第2番『アラベスク』でも終わりから一つ前の小節で、
<リゾルート>が要求されている。
要するに、1音ずつを手首で下へ
押し込むように弾くわけ。
“手前へ引っ張る”より更に荒々しい、
いわゆる<潰しの利く>音。
普通のレッスンだったら、
まず歓迎されない弾き方だろうが、
たとえば女性では到底不可能とすら言われる、
ブラームスの『ソナタ第3番』第1楽章の16小節目、
2拍目の裏から次の小節の頭へ掛かる両手によるパッセージも、
この方法なら楽器が鳴るはず。
まさに<使いよう>で活きてくるのである。
また第1~3小節に出てくる32分音符は、
遺言その19で紹介した
“手前に引っ張る”ように両手とも弾くべき。
茶話②の結びでも触れたとおり、
奏法を“知らなければ必ず弾けない部分”に当たり、
音質がどうのと説く以上に、演奏する側にとっては、
もっと切実な問題と言える。
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